まずはこちらをご覧下さい。
万能ネギの千切り動画です。
めっちゃ気持ちよくないですか? こんな風にやってみたいってなりませんか? いい包丁を買えば近づけるんじゃないかって思いませんか?
というわけでいい包丁を買いました。ファイナルファンタジー6のカイエンが使っていそうな「関虎徹」という包丁です。
関虎徹 V金10号 鍔付 三徳包丁 180mm YG300
箱です。箱からしていい包丁感が滲み出ています。
全体像は無骨な感じ。
関虎徹の刻印がしてあって職人ぽい。刃部分には模様があっていかにも切れそうな見た目。こんな模様、安物の包丁で見たこと無い、はず。
無骨でただの包丁なのにかっこいい。それが関虎徹です。
商品名に並んでいるV金10号とかの単語について
- V金10号:使用鋼材の区別ランク。
- V金10号というのは、コバルト、モリブデン・バナジウムを含んでいて、クロム含有率が高く錆に強い特殊ステンレス鋼の事。硬度が高く非常に研削性にも優れ、現在普及しているサビない刃物鋼の中では最高クラス。
- 鍔付:ツバ付きと読みます。刃と柄の隙間に水が染み込んで柄が劣化してしまわないように、柄の先端が金属で覆われている商品をツバ付きと言うみたい。
- YG300:メーカ型番
- 三徳包丁:家庭用包丁は一般的に、「牛刀」と「三徳包丁」の2パターンがあるそうで、牛刀は刃先が鋭いもの、三徳包丁は刃先が丸みを帯びているもの。
- どっちがいいとかは好みで良さそう
こういう知ってても使う機会がほぼ無さそうな知識って面白い。
ちなみに「牛刀」だと藤次郎というのがよさそう。
関虎徹を実際使ってみた感想
一言で言うと、切れすぎてヤバイです。
関虎徹を使いだしてからは切れ味が良すぎて切ってる最中にニヤニヤしたり、切るたびに「うおー」「すげー」とリアルに声を出しながら切るようになりました。あと、彼女が料理を作ってたら切る工程は率先して手伝う程度には料理が楽しくなりました。
玉ねぎなんて包丁の重みだけで切れるから力なんていりません。鶏肉の皮なんかもグリグリしなくてもよくて、スッと包丁を引けばきれいに切れます。すごい。
関虎徹のデメリット
切れすぎる
初めて使う際はあまりの切れ味に恐怖を感じるほどには切れるので気をつけてください。
僕は初めて使う時に、「これ指に軽くあたっただけで切れそうやな」とか「手が滑って足に落ちたら足貫通して床に刺さりそう」って思える程度には切れ味抜群です。
ちなみに僕は包丁でケガなんていつしたっけ? って程度には包丁でケガをしていませんでしたが、関虎徹を使って2回目に指切りました。刃が指に当たった?って思ったら既に切れてました。気をつけよう。
穴が空いていないので食材が包丁にくっつく
僕の切り方が下手なのかもしれませんが、包丁に穴が空いていないと食材が包丁にくっつきます。
指でちょんって押して取ればいいって思うでしょ? とれないんですよ、くっついて。穴あき包丁を使っていた時は穴の意味とかまったく理解できてませんでしたが、穴が空いていない包丁を使いだして初めて穴あき包丁の意味がわかりました。
まとめ
包丁なんて
- 切れればなんでもいい
- 安いのを買い換えればそこそこの切れ味を維持できる
と思っていた僕はどこにでもあるような安い包丁を使ってましたが、使っている物をいい物に変えるだけでこんなに料理が楽しくなるのかと思いました。日々のルーティーンに変化があるとそれだけで少しだけ人生が楽しくなっていくので、こういうお金の使い方はどんどんしていこう。
というわけで包丁の買い替えを検討している方は、無骨でかっこよく、めちゃくちゃ切れ味のいい包丁「関虎徹」で食材を切りながらニヤニヤしてみましょう。
コメント